東京の伝統工芸品東京の伝統工芸品 Traditional Crafts of Tokyo

都城大弓

みやこのじょうだいきゅう

都城大弓

鹿児島成(なり)の流れをくむ大弓で、江戸時代後期には盛んに作られていたことが記録に残っています。明治時代に入り、川内地区から来住した楠見親子が多くの弓作りの職人を養成しました。豊富な原材料に恵まれたこともあって、昭和初期には、東アジアにまで製品が売られるような大産地になりました。戦後、低迷期がありましたが、最盛期には30人近くの弓作りの職人が活躍していました。現在でもわが国で唯一の産地として竹弓の9割を生産しています。
都城弓製造業協同組合
宮崎県都城市妻ケ丘町8-14