東京の伝統工芸品東京の伝統工芸品 Traditional Crafts of Tokyo

山中漆器

やまなかしっき

山中漆器

16世紀の後半に、良い材料を求めて移住してきた職人集団の人達が行ったろくろ挽きが始まりです。その技術は山中温泉のあたりに定着し、江戸時代中期には、椀、盆等の日用品の他、温泉にやってきた人々の求めに応じ、土産用の遊び道具を作って売る等、温泉とともに漆器も発展しました。19世紀の前半には塗りの技術や蒔絵の技術が入ってきて、現在の美しい山中高蒔絵(やまなかたかまきえ)の基礎が築かれました。
山中漆器連合協同組合
石川県加賀市山中温泉塚谷町イ268-2
山中漆器伝統産業会館内