東京の伝統工芸品東京の伝統工芸品 Traditional Crafts of Tokyo

京友禅

きょうゆうぜん

京友禅

染色技法は8世紀から伝わり、手描友禅は江戸時代に京都の絵師宮崎友禅斉によって確立されたと伝えられています。扇絵師として人気の高かった宮崎友禅斉が、自分の画風をデザインに取り入れ、模様染めの分野に生かしたことで「友禅染め」が生まれました。色数が多く絵画調の模様を着物に染める友禅染は、町人文化の栄えた江戸時代の中期に盛んに行われるようになりました。明治時代には、型紙によって友禅模様を染める「写し友禅染め」が開発されました。
京友禅協同組合連合会
京都府京都市中京区西洞院四条上る蟷螂山町481
京染会館内