CRAFT CROSSINGS in TOKYO 第34回 伝統的工芸品月間国民会議全国大会 東京大会 11.3FRI-11.6MONCRAFT CROSSINGS in TOKYO 第34回 伝統的工芸品月間国民会議全国大会 東京大会 11.3FRI-11.6MON

東京額縁

とうきょうがくぶち

画家と画商と収集家。世界一注文の多い方々が、私たちのお客様です。
画家は額縁を作品の一部としてとらえ、自身が誇れる完成度を求める。画商は絵画の価値を高める演出を額縁に期待し、美術品のコレクターはインテリアの一部となるような空間との一体化を思い描く。故に、額縁に定番のデザインは存在せず、個々の想いを既成品で受け止めることは難しい。東京額縁の職人は画家や画商の要望を聞き、時には議論を重ねて最適なデザインを導き出していく。洋画の普及に伴って19世紀に発展した額縁づくりは、かつては指物、彫刻、塗装などの職人が分業で行っていた。東京額縁はそれらの技術を集約し、仕上げまでを一貫して行うことで、様々なオーダーに応える製品を作り出してきた。塗装によって木地の質感を演出する技術に加え、絵画の色合いや飾られる場所とのマッチングなど、審美眼と経験値を兼ね備えた職人への顧客の信頼は厚い。版画用の額縁では同じデザインの物を複数作成するが、職人は手仕事ならではの味わいを大切にし、ひとつひとつが特別な額縁を作り上げている。
東京額縁工業協同組合
東京都台東区浅草橋4-19-2
(有)額縁工房田島方