CRAFT CROSSINGS in TOKYO 第34回 伝統的工芸品月間国民会議全国大会 東京大会 11.3FRI-11.6MONCRAFT CROSSINGS in TOKYO 第34回 伝統的工芸品月間国民会議全国大会 東京大会 11.3FRI-11.6MON

江戸刷毛

えどはけ

江戸刷毛 写真

伝統工芸品を作るための道具は、やがて伝統工芸品そのものになった。
江戸刷毛は、伝統工芸品にとって必要不可欠な道具である。漆器に漆を塗るための漆刷毛や、表具師が愛用する経師刷毛をはじめ、木版刷毛、染色刷毛、人形刷毛など、様々な伝統工芸品と結びつき、多くの職人から信頼を得ている。和化粧に使う白粉刷毛、塗料を塗る塗装刷毛を加えた七種が江戸刷毛と総称され、長年にわたって受け継がれた技術を駆使した制作が行われている。使用される素材は人毛、獣毛、植物繊維などで、経師刷毛にはムラが出にくい馬の毛を使うように、用途に応じた使い分けがなされている。いずれにおいても毛先が完成品の出来栄えを左右し、コシが強く、ムラ塗りが出づらいものが最良とされる。そのために、毛を真っ直ぐに伸ばす火のし、籾穀灰を用いて毛が含む油分を取り除く毛揉みといった工程に手間を惜しまない。使い手に合わせることは職人の使命であると考え、毛の量を増減させるなどのオーダーにも対応。完成品は使いやすく手になじみ、耐久性が高いことから、長年にわたって愛用することができる。
東京刷子工業協同組合
東京都墨田区吾妻橋2-2-14
東京ブラシ会館