CRAFT CROSSINGS in TOKYO 第34回 伝統的工芸品月間国民会議全国大会 東京大会 11.3FRI-11.6MONCRAFT CROSSINGS in TOKYO 第34回 伝統的工芸品月間国民会議全国大会 東京大会 11.3FRI-11.6MON

江戸鼈甲

えどべっこう

あなたの輪郭に、心地よくフィットする。
江戸鼈甲は、ウミガメの一種である玳瑁の甲羅によって作られる。ワシントン条約によって国際取引が規制されているが、「種の保存方法」などの管理下で国内販売は禁止されていない。玳瑁は主に南東の海域やインド洋に生息し、透明の黄色地に黒褐色の斑が入った模様を特徴とする。ほかの亀に比べて模様が美しく、熱によって細工ができることから、古くから結髪道具の笄や簪などに用いられてきた。かつて日本を統治した江戸幕府の初代将軍・徳川家康も、鼈甲製の眼鏡を愛用した一人である。職人の技術は、張り合わせの工程において最も発揮される。無地と模様のバランスには職人の個性が表れ、ひとつとして同じデザインは存在しない。眼鏡は肌にやさしく、軽い特性を持ち、輪郭にフィットする。ブレスレットや指輪といったアクセサリー類は、金属アレルギーの人でも愛用可能だ。三味線のバチの音色は代用がきかないといわれるなど、希少な天然素材の特性を生かした作品づくりが行われている。
東京鼈甲組合連合会
東京都中央区東日本橋2-10-5
化粧品会館4階